「正社員で入社したのに手取りが安すぎて生活が苦しすぎる…。」
「大手企業に入社したはずが、当月の生活でいっぱいいっぱい」
「正社員で手取りが低いのに、都内暮らしをしている人ってどんな暮らしをしているのか教えて!」
社会人になり新しい生活をするため上京してきたり、都内に引っ越すなんてことはよくあること。
ただ、どれくらいの給料をもらえてその給料でどんな生活が送れるのかを前もって考えたことはありますか?
今回は、大手企業正社員都内住みで手取り14万円だった頃の私の体験談について詳しく紹介していきます!
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正社員で手取り14万円の生活事情
手取り14万円正社員の生活事情 | |
家賃 | 58,000円 |
光熱費 | 8,000円 |
食費 | 25,000円 |
交際費 | 15,000円 |
通信費 | 12,000円 |
その他 | 20,000円 |
合計 | 138,000円 |
都内住み正社員だった私の1ヶ月の出費をまとめてみました。
それぞれの出費を詳しく紹介していきます。
1.家賃(アパート賃貸)
私は23区ではなく、新宿寄りの調布市に在住していました。
都心に出やすいとはいえ、家賃を抑えるために都心部から離れた場所を選びました。
それでも、1K58,000円。(6畳でロフト付き。一人暮らしには困らない広さです。)
最寄り駅まで歩いて5分でいくことができ、立地は良いほうでした。
都心へのアクセスがよければ、都心から外れていたとしてもだいたい50,000円はかかります。
2.光熱費(水道・ガス・電気)
「わかっているよ」と思うかもしれませんが、光熱費は水道・ガス・電気の3つ。
毎月発生する家賃と同じ固定費になります。
私はテレビを見なかったのと料理をすることもなかったので光熱費は最小限に抑えることができました。
- 電気代:約3,500円
- 水道代:約2,000円
- ガス代:約2,500円
メーターが上がるようなことは全くしていなかったので、かなりやすいほうだと思います。
3.食費(昼食・夕食)
食費は生活をするためのかなり抑えめに使っていました。
食費を抑えるために朝は抜いて、昼食を500円前後に。夜に関しては軽食でなんとかしのぐといった感じでした。
空腹が長時間続く上に、食べるといっても安い食事ばかりなのでかなり不健康な生活を送っていたと思います。
4.交際費(飲み会)
社会人になると学生の頃よりも圧倒的に飲み会が多くなりました。
私の場合は週1で必ず会社の飲み会があったので、この出費はかなり大きかったと感じています。
1回の飲み会で上司が払ってくれる場合もありまずが、そうでない場合は平均して5,000円くらいは出していたので、身を削る思いをしていました。
5.通信費(携帯料金)
私は家に帰るのも遅かったので、家にネットを繋げず携帯の通信量を増やして生活をしていました。
通信制限になることなく、月々のコストも抑えることができていたので、節約になったのかなと思います。
電話もかけ放題に設定し、なるべく追加で出費しないように心がけました。
6.その他(買い物等)
社会人になったので、身なりを整えるために毎月ある程度のお金を自分に使うようにしました。
自由に使えるお金がかなり限られていたので、限られた中で揃えるように努力をしていました。
なるべく安く、質の良いものを…。
必要なものを揃えるときはいつも必要になる日の数日前に急いで買いに行っていたと思います。
上記の生活事情を見てもわかるようにその日暮らし状態。
私は誰もが知っている大手企業の正社員をしていました。
サービス業であったため、当時の月収は手取りで14万円と低め。年金や社会保険料を前もって引かれているとはいえ、東京で生活するのはかなり苦しかったです。
手取り14万円で貯金は流石に無理…
上記で紹介した私の生活事情の表を見てもらえるとわかりますが、出費を抑えても毎月138,000円かかっています。
手取り14万円の私にとって貯金をするなんて夢のまた夢。
人間の生活をやめれば話は別ですが、物理的に考えても不可能であることは一目瞭然でしょう。
14万円で生活していた頃は貯金という言葉を遠ざけ、なんとかその日を貧乏だとバレずに生きていくことしかできませんでした。
正社員で手取り14万円だとフリーターの方がましなのでは…?
私は正社員雇用だったので、契約社員や業務委託よりも補償やサポートが手厚い状況でした。
保険や年金も自動的に支払われていたので、毎月支払いをするという手間もありませんでした。
しかし、14万円という数字は自分が学生時代に学業と両立しながらも稼いでいたお金でした。
学業がなくなった今、社会保険料や年金の支払いを差し引いても手元に14万円以上残るのでは?と考えることもしばしば。
いっそ会社をやめてフリーターとして生活するのも悪くないなと思い始めた時期もありました。
手取り14万は明らかに低いのでまずは手取り20万以上を目指して転職しました!
大手企業の正社員とはいえ、生活ができなければ意味がないと考えた私は転職することを決意しました。
このとき、まだ入社して1年も経っていなかったので、スキルはおろか社会経験すらない状態でした。
転職を決意したものの、不安だけが膨らんでいく毎日。
「何もない自分を雇ってくれる企業はあるのだろうか。」「転職活動はどうやって行なっていけば良いのか。」…。
ただ、そんな不安も転職活動を進めていくうちに晴れていきました。
なぜなら、スキルも経験もない私でも入社できるような企業があるのを知れたという事実と転職を手取り足取りサポートしてくれる転職エージェントがいてくれたからです。
生活を第一優先に考えていた私は、ひとまず手取りの多い企業を応募。転職エージェントのサポートもありすぐに内定をもらうことができました。
退社・入社もスムーズに行え、生活が苦しくなることなく転職することができました。
まとめ
今回は、手取り14万円正社員だった頃の体験を紹介していきました。
正直、都内で一人暮らしをするなら最低でも17万円は欲しいと感じました。
副業で対応する方法もありましたが、不定期な仕事であったためシフトを組むことができずできるとしたら派遣の仕事のみ。
疲れが取れることもなく仕事が始まり、その上給料も低い。
憧れていた企業ではありましたが、今では転職して心からよかったと思っています。