「転職活動で一番心配なのが面接!どうしよう…。」
「転職したいけど、面接が不安だから一歩が出ない…。」
「企業面接の対策事項を詳しく教えて!!」
転職活動を行なって行く中で一番ネックになってくるのが「企業面接」です。
今回は、企業面接の対策についてマニュアルにしてみましたので、確認していきましょう!
ノックから面接終了までの一般的な流れ
1.名前を呼ばれ、ノックをして入る
2.お辞儀をして、軽い自己紹介を行う
3.着席をして自己紹介と転職・志望動機を伝える
4.履歴書・職務経歴書からの質問に答える
5.企業独自の質問に答える
6.企業に対しての質問タイム
7.離席・退室し、面接終了
1.名前を呼ばれ、ノックをして入る
企業によっては先に入室した状態で面接官がくる場合もありますが、基本的には面接官のいる部屋に入室します。
その際には、3回ノックを行い、返事が確認できたタイミングで入室するようにしましょう。
入室して扉の前で面接官に対して一礼。「どうぞ」という言葉をもらえたら、椅子のある場所まで歩いて向かいましょう。
2.お辞儀をして、軽い自己紹介を行う
椅子に着席をする前に再度お辞儀をして、名前・現在勤務している企業を伝え、着席をしましょう。
簡単にで問題ありませんが、礼儀を伝えるという意味で相手に伝わるように言葉を発するようにしましょう。
緊張している場合は、ここでうまく緊張をほぐしておくと良いかと思います。
3.着席をして自己紹介(自己PR)と転職・志望動機を伝える
着席をすると面接官から自己紹介(自己PR)と転職・転職先を志望した動機を話すように指示されます。
面接時間によって変わってきますが、合わせて2〜3分くらいで話すようにしましょう。
ここの部分は1分版・2分版・3分版で考えておき、面接のタイミングで言い方を変えられるようにしておくとうまく対応することができます。
4.履歴書・職務経歴書からの質問に答える
自己紹介や転職・志望動機を伝えたら、次は面接官から履歴書や職務経歴の内容をもとに質問を受けます。
内容との照らし合わせはもちろん、さらに深い内容を知りたい・話し方はどうだろう?と言った部分をチェックしているので、質問に対しての答えを自信を持って伝えるようにしましょう。
言葉遣いにも気をつけるようにしましょう。
5.企業独自の質問に答える
1〜4までの項目はだいたいの企業が同じです。
違うのはここからで、転職先の企業が知りたいことがいくつか質問されます。それは、企業の方向性を共にできるかという部分であったり、仕事に対する気持ちの確認、仕事内容についての質問などです。
難しい質問などはされないので、自分が思うままに正直に答えるようにしましょう。
6.企業に対しての質問タイム
一通りの質問が終わり、企業に対してあなたが質問をする時間が設けられます。
企業に対して鋭い質問があるのであれば、この時間を利用して質問して見てください。
質問の内容によっては、ここでポイントをあげることもできます。
7.離席・退室し、面接終了
質問が終われば面接は終了。離席をして退室をします。
その際には、貴重な時間をいただいたことに対してのお礼とお辞儀を忘れないようにしましょう。
その後は面接の結果を待つのみになります。
【何を見てる?】好印象な面接の共通点
面接についての流れは長いように感じますが、面接時間は平均で10分〜20分。かなり短いですよね。
そんな短時間であなたの魅力や会社に適しているかどうかを判断できると思いますか?
答えは『NO』です。
面接官の印象に残るような面接を行わなければ、面接を合格することはできないということです。
「じゃあ、どうすれば印象に残すことができるの?」と思っている人もいるはずですので、ここでは面接官に好印象に写るポイントをまとめてみました。
確認しておきましょう!
◎ 面接の場でも自然に笑顔を出せる
◎ 自信を持って話をしていることがわかる
◎ 間の取り方や相槌が良い
◎ 清潔感がある
◎ 声が聞き取りやすい
◎ 会社に入ってから自分がどうなりたいのか明確になっている
◎ 面接官の目を見て話ができる etc..
つまり『こいつは絶対逃したくない!』と思われる人材を演じれば良いのです。
客観的に見て、自分は企業から欲しいと思われる人間なのかどうかがすごくたいせつです。
客観的に見れない人は上記のポイントを確実にこなすように努力して見てください。それだけで企業面接の突破率が大きく上がってくるはずです。
面接で好印象に映る逆質問がこれ!
次に、あなたが企業側に対して質問をするときに好印象に映る質問内容を紹介していきます!
1.昇進するスピードはどれくらいか?
転職に関して、キャリアアップを狙っている人は一番気になるところです。
図々しい質問に思えますが、転職をする目的を見失ってはいけません。しっかりと質問をするようにしましょう。
また、企業に対しても昇進を目指すほど頑張ってくれる人材であると間接的に認識させることができます。
2.2年後3年後の話を聞く
直近の話を聞くのは凡人です。なんの魅力もありません。
しかし、数年先の話を聞くことで、企業を本気で志望という覚悟を見せることができます。
また、転職することが目的ではないことも伝えることができます。
企業側も、転職してもすぐに活躍してくれる人材なんだと受けるとることでしょう。
3.覚悟を述べる
「質問ではないのですが」と前置きをいれつつ、1文で企業を志望する覚悟を述べてみましょう。
質問をしてくださいという趣旨からは外れてしまいますが、面接官に本気で脂肪をしている旨を直球で伝えることができます。
頭を使って鋭い質問を考えられないという人はこちらを実践してみましょう!
印象を落としてしまう逆質問はこれ…
逆に、印象を悪くしてしまう質問があります。
好印象と照らし合わせて、どう違うのかも確認して見てください。
1.現在の〇〇より年収・キャリアはアップしますか?
絶対に聞いてはいけないですね。この質問が可能なのは、カリスマ的実力湯を持っている人材だけです。
普通の人がこの質問をしてしまうと、今までの好印象が一気に崩れ落ち、不採用になるでしょう。
年収アップやキャリアアップは聞くものではなく、あなたが提案するものです。「どれくらいのレベルがあってここまでの仕事をこなすから現在の〇〇より給料をあげて欲しい。」というように伝えるのがベストです。
2.求人情報に書かれている質問をする
「仕事内容は〇〇でしたっけ?」「求人情報に書かれている〇〇は本当ですか?」など面接で確認する必要のないことを質問するのはご法度。
ましてや、求人情報に書かれている内容を質問するなんて論外です。
企業側は「あなたはどこの企業の求人を読んで応募してきたの?」と感じるはず。求人情報を見ればわかる質問は絶対にしないようにしましょう。
3.他の企業はもっと高い金額設定で内定をくれましたよ?
面接を行なっている企業からすれば「その企業に行けよ」という感じです。
自分の力を過小評価する必要はありませんが、過大評価するのもよくありません。
あなたがカリスマ的な人材でない限りは他社と比較するような発言は控えましょう。
まとめ
- ノックから面接終了までは大きく分けて7STEPある
- 面接官が一目おく人材は『こいつは逃したくない!』という人材
- 将来を示唆するような質問をすることで企業を志望する覚悟や優秀な人材であることをアピールできる
- 印象を悪くする質問をするなら質問を無理にする必要はない
確実に転職したいと思っているのであれば、一番力を入れるべきは企業面接です。
本当にいきたい企業であればなおさら。
優秀な人材を演じて、内定成功率を上げていきましょう!