転職エージェント

【トラブル回避】転職エージェントの上手な断りか方と対処法

 

転職エージェントによくしてもらってるけど、今回の紹介企業は断りたい…。

断ることで転職エージェントとの関係に亀裂が入らないか心配…。

納得できる転職にするためにも、今回のエージェントを断りたい!

 

転職エージェントとの関係があるので、紹介された企業というのは断りにくいですよね…。

今回は、断りにくい人のために、転職エージェントを上手に断る方法について確認していこうと思います。

転職先生
転職先生
転職は自分のためにやるもの。転職エージェントが一生懸命考えて、勧めてきた企業でも、自分が違うと感じれば断るべき。
しかし、転職エージェントとの関係性を気にする人もいるだろう。今回は、転職エージェントの紹介を上手に断る方法を確認していくから、チェックしておくように。

【状況別】転職エージェントの断り方

では早速、状況別で転職エージェントを断る方法についてご紹介して聞こうと思います。

 

転職エージェントの断り方1:面談時

転職エージェント自体を断る方法についてです。

転職エージェントと初めて顔を合わせた時に「何か違うな」と感じることがあるでしょう。

そう感じた時には、面談後にメールで断りを入れましょう。

しかし、面談の時間を無駄にする必要はありません。転職についての情報やノウハウをもらえるだけもらっておきましょう。

 

転職エージェントの断り方2:企業紹介後

転職エージェントの分析から、あなたに最適な企業をいくつか紹介されるでしょう。

しかし、中には自分の希望していない企業を紹介されることもあります。

その場合は、エージェントに自分の希望や特徴、強み、スキルなどが十分に伝わっていない可能性があります。

電話で、紹介企業の断りと、あなたについて、希望している業種職種を改めて伝えるようにしましょう。

 

転職エージェントの断り方3:書類選考後

書類選考をしたものの、「やっぱりこの志願は間違っている」と感じてしまうことがあります。

そんな時には、日程を組まれる前に、転職エージェントに辞退をしたい旨を伝えるようにしましょう。

転職先とのやりとりもすでに始まっているはずですので、謝罪と辞退をする理由について話す必要があります。

明確に伝えましょう。

 

転職エージェントの断り方4:面接後

紹介された企業の面接で「ここは自分の求めている企業じゃない」と思うこともあるでしょう。

そんな時は、面接終了後すぐに、電話でエージェントに面接した企業が自分の想像するような企業ではなかった旨を伝えましょう。

また、自分が想像して行く企業像をしっかり伝えてください。

転職エージェントは、その情報を元に再度企業を紹介してくれます。

 

転職エージェントの断り方5:内定後

企業に内定をもらうことができたが、最終的に考えて別の企業にしたいということもあるでしょう。

そんな時は、直接転職エージェントの元を訪れ、違った旨と内定の手続きを行ってもらっていることに対してのお詫びをしましょう。

内定をもらっているということは、転職先・転職エージェント共にあなたを迎え入れる準備をすでに進めてしまっているということです。

面接時に断るのとはわけが違いますので、しっかりと謝罪を入れましょう。前向きな自体ということであれば、転職エージェントも再度気合を入れなおしてくれますので、誠意を持って謝るよう心がけましょう。

 

転職エージェントと転職先がどこまで話を進めているかで断り方の方法は少しずつ変わってきます。

内定をもらったのにメールで謝罪をしたりしてしまうと、内定を断ることができても、転職エージェントとの間に溝ができてしまう可能性もありますので、納得できる転職をしたいと思っているのであれば、誠意ある謝罪・断り方を実践しましょう。

転職先生
転職先生
転職エージェントは内定が決まるまでは、無償で転職のアドバイスやサポートをしている。言ってしまえばボランティア。
せっかく通った審査や内定を断るということは、エージェントにとっては振り出しに戻された状態。あなたが納得できる転職のためにどれだけの誠意を持って臨んでいるのかで、その後の対応が決まってくるから、慎重にいこう。

転職エージェントを断るときの参考テンプレート

次に、転職エージェントに断りを入れる際に活用したい断りのテンプレートについてご紹介していきます。

 

① 転職エージェントを断る

「いつもお世話になっております。〇〇です。本日は面談を行っていただきありがとうございました。ただ、ご担当者様とお話をして行く中で、大変失礼ながら自分には合わないと感じてしまいました。納得のいく転職を成功させるためにも、勝手ながらご担当者様を変えていただきたく思います。何卒、よろしくお願い申し上げます。」

転職先生
転職先生
メールで伝えてみよう。
また、自分が転職に対して本気だからこそ、変更をお願いしているという熱意を伝えることで、経験豊富なエージェントが次に担当になる確率を上げることができる。変更しなくても、エージェントのモチベーションが上がるはずだから、質の高い転職活動になることは間違いない。

 

② 紹介企業を断る

「いつもお世話になっております。〇〇です。この度は、いくつかの企業をご紹介いただきありがとうございました、全て確認させていただきました。しかしながら、ご紹介いただいた企業全てが、自分が希望する企業像とは異なっているため、別の企業をご紹介していただきたく思います。私が希望としている企業像は〜(細かく伝える)です。お手数をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。」

転職先生
転職先生
メールで伝えよう。
紹介企業にしっかりと目を通したことを伝えることで、自分の紹介したものはちゃんと見てくれているんだという気持ちになる。その上で、自分の理想とする企業像を伝えることで、次の候補の選定基準を明確にすることと転職に対しての熱意を伝えることができる。2回目の選定に関しては、かなり慎重に考えてくれるはずだから、理想の企業像をしっかり伝えることが大切だ。

 

③ 書類選考通過後に断る

「いつもお世話になっております。〇〇です。この度は、〇〇社の件でご連絡させていただきました。書類選考を通過し、面接日程や企業様とのお打ち合わせをしていただいていることと思いますが、〜(なぜ断ろうと思ったのか明確に。転職に前向きであることが伝わるように。)の理由から辞退させていただきたく思います。大変申し訳ございませんでした。私の中で明確になっている希望の企業像について再度お伝えしたく思いますので、面談日程を組んでいただくことができますでしょうか?私は、〇〇日〇〇時×3が可能でございます。何卒、よろしくお願い申し上げます。」

転職先生
転職先生
メールで伝えよう。
書類選考まで進んでしまっているということは、ある程度企業とやりとりを行っているということ。ここから先は転職エージェントにも迷惑がかかる部分なのでしっかりと謝罪を入れておくことが大切。その上で、転職活動に対しては本気であることをエージェントに伝えるため、面談をお願いするようにしよう。

 

④ 面接後に断る

「いつもお世話になっております。〇〇です。この度は、〇〇社の件でご連絡させていただきました。面接を受けてみて、私が想像していた企業像とは大きく異なる企業様であると感じました。自身の新たな人生を踏み出す転職であることを考えると妥協をしたくないという決断に至り、この度の企業様を辞退させていただきたく思います。身勝手な決断で大変申し訳御座いません。この度の面接で、自分の理想とする企業像を把握することができました。改めて内容のすり合わせをさせていただきたいと考えております。〇〇日〇〇時×3の中で、面談を組んでいただくことは可能でしょうか?何卒、よろしくお願い申し上げます。」

転職先生
転職先生
電話で伝えよう。
中途の面接に関しては、その場で決まったり、面談終了後すぐに結果が出る可能性が高い。そのため、かなり早い段階で決断を伝えなければ伝えるタイミングを失ってしまう可能性がある。ただ、すでに様々ん手続きがエージェントと転職先の間で進んでいるはず。しっかりと謝罪をすることはもちろんのこと、次回の紹介先で同じような失敗をしないためにも、エージェントと自分の考えをしっかりとすり合わせをする必要がある。自分から日程を提示して面談を組んでもらえるように伝えよう。

 

⑤ 内定後に断る

「いつもお世話になっております。〇〇です。この度は、〇〇社の件でご連絡させていただきました。内定をいただいた後で大変申し訳ないのですが、〇〇社を辞退させていただきたく思います。私の中で納得できず、そのような不満を抱えながら内定先に行くのは企業様にも失礼ですし、私としても後悔をしてしまう。そのように感じました。最終の手続きまで進めていただいていたにも関わらず、お手数をお掛けしてしまうかと思いますが、改めて面談を組んでいただくことは可能で御座いますでしょうか?私は、〇〇日〇〇時×3が可能で御座います。何卒、よろしくお願い申し上げます。」

転職先生
転職先生
直接伝えよう。
ここまでくると、エージェントと企業間での手続きもほとんど終わり、あなたを迎え入れる準備をしている状況。その状態で内定を断るわけだから、直接以外は失礼だね。自分の人生を真剣に考えているからこその辞退なんだということをはっきりと伝えることが大切。次に同じような展開は許されないから、あなたが納得できるまで内容のすり合わせを行っておこう。

 

状況によって断り方や断る手段は変わってくる。

もちろん、上記の通りの伝えても響かないエージェントもいるかと思いますが、一生懸命動いてくれたエージェントの行動を無下にするので、はっきりと伝えることが大切です。

振り出しに戻っても、同じ気持ちのまま自身の転職に向き合ってもらうためにも、勇気を持ちましょう。

 

トラブルを回避のために気をつけたいこと

転職エージェントを利用することで、トラブルに遭うことももちろんあります。

そんなトラブルを事前に回避するために気をつけたいことについて確認していきましょう。

トラブル回避で気をつけたいこと
◎ 伝えるときははっきりと
◎ 中途半端な気持ちは×
◎ エージェントが確認・理解していることを確認する
◎ 言葉遣いは丁寧に
◎ 誠意・熱意を持って etc..

一番危険なのは、しっかりと断ることができていないこと。

あなたが断ったつもりでも、相手は理解していない場合もあります。しかし、何度も断るのは気負いするでしょう。

1回で終わらせるためにも、はっきりと伝えることが大切です。

あなたが一生懸命考えて出した決断に関して、エージェントが反発するということはありません。転職に妥協をしたくないという人はたくさんいますから。

 

合わない転職エージェントは担当を変えてもらうことも考えよう

転職エージェントは、人対人。

当然ながら、人間的に合わないエージェントに当たることもあるでしょう。

 

そんな時には、迷うことなく担当を変えてもらうことをお願いしてみましょう。

エージェントによっては、変えてくれないところもあるみたいですが、なぜ変える必要があるのかを明確に伝えられれば、担当を変えてもらうことができます。

変えてもらえなければ、転職エージェント自体を変えることをおすすめします。

納得できる転職のために、妥協せず担当選びにも一生懸命になりましょう!

転職先生
転職先生
担当を変えてもらうということは非常に大切。合わない相手と転職活動をしていても一向に進んでいかないからね。
あなたに非がないのであれば変えてくれるから、勇気を持って変えて欲しい旨を伝えよう。

 

まとめ

  • 断る際にははっきりと誠意を持って伝える
  • その後の関係を悪くしないために、転職活動に対する熱意を行動で表す
  • 断ったことを相手が理解しているかを確認することで、トラブルを回避することができる

今回は、転職エージェントの断り方について詳しく見ていきました。

転職はあなたの人生を決めるもの。

自分が納得できない場合はやり直しましょう。

しかし、やり直すことで迷惑をかけてしまう人や企業があることも忘れないように。